政府が水素エネルギーの普及を促進するための基本戦略を決定し、15年間で官民合わせて15兆円以上の投資を行うことを発表しました。水素の開発と普及については、日本を含め多くの国で取り組みが進んでおり、アメリカやEUなども生産拡大やインフラ整備を推進しています。オランダのロッテルダムでは、世界最大の水素製造プラントの建設が進んでおり、輸送や輸出も計画されています。日本では水素の導入拡大には価格差の問題がありますが、政府は価格補助やインフラ整備の支援を検討しています。また、国内企業からは技術開発への期待の声が上がっています。

コンサルタントから一言

水素エネルギーの普及促進のため、15年間で官民合わせて15兆円以上もの投資を行うことが発表されました。水素の製造機械を製造する事業者に対しては、研究開発だけでなく量産化に向けた支援も行い、水素関連のビジネスを国内だけでなく海外にも展開できる一大産業に成長させたい考えのようです。一層の水素産業の発展が期待できますね。

参考:水素エネルギー普及へ 政府が基本戦略決定 官民15兆円超投資へ(NHK)
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20230606/k10014091051000.html