航空大手ボーイングは、気候テック企業のエクアティックと提携し、史上初の試みとなる海水からCO2を除去する取り組みを行うことを発表しました。契約期間は5年で、エクアティックはボーイングのために6万2000トンのCO2を除去し、2万100トンのグリーン水素を供給します。この提携には少なくとも5000万ドルのカーボンクレジットが含まれると推定されています。エクアティックは、大気中のCO2を除去するための大規模な設備を開発中であり、今回の提携が実現したことで技術開発が加速すると述べています。ボーイングは環境に対する取り組みとして、グリーン水素の取得とCO2の除去の両面でエクアティックとの提携に興奮しているとしています。エクアティックは海水からCO2を除去し、炭素を貝殻状の物質に変換する技術を使用しています。

コンサルタントから一言

ボーイングとエクアティックの連携で、海水からCO2を除去する取り組みです。提携が実現したことで技術開発が加速することが期待されます。

参考:ボーイングがCO2を除去する気候テック企業と提携、「グリーン水素」購入へ(Forbes JAPAN)
https://forbesjapan.com/articles/detail/63669/page2