【脱炭素GXチャンネル】ネガティブエミッション技術:DACCS(Direct Air Capture+Carbon dioxide Capture and Storage)について解説 - YouTube

▼概要ネガティブエミッション技術:DACCS(Direct Air Capture+Carbon dioxide Capture and Storage)について解説▼目次本編初めから 00:00質問内容:①DACCSの概要につ…

▼概要 ネガティブエミッション技術:DACCS(Direct Air Capture+Carbon dioxide Capture and Storage)について解説

▼目次

本編初めから 00:00

質問内容:①DACCSの概要について教えて 00:39      

     ②DACの仕組みについて教えて 01:14      

     ③DACの実用化の状況は? 02:24

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▼出演者の経歴

大阪大学 理学部物理学科卒、同大学大学院工学研究科 修士課程修了後 エネルギー系の商社(東証プライム市場)で、省エネ・創エネ提案、新規事業立上、営業企画運営、営業管理、設計、施工管理を6年間の在職中に実践した。 2015年ビジネスコンサルタントとして、SMCを設立し、多くの企業の脱炭素経営支援を行っている。 九州経済産業局 カーボンニュートラルアクセラレーションプログラム 専門アドバイザー、中小機構カーボンニュートラルアドバイザーを歴任し、脱炭素GXパートナーをサービスとして展開している。

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▼脱炭素GXパートナーとは  脱炭素GXパートナーは、企業のCO2排出量の計算と可視化を支援するサービスです。このプラットフォームを利用することで、企業は自身の直接排出量(Scope 1)、間接排出量(Scope 2)、およびバリューチェーン全体の排出量(Scope 3)を把握し、分析することができます。GXパートナーは、CO2削減施策の導入サポートを提供し、企業が脱炭素社会への移行を実現するための全面的なサポートを行います。詳細については、GXパートナーのウェブサイトをご覧ください。

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▼トーク内容

≪インタビュアー≫ こんにちは みなさん 脱炭素GXチャネルへようこそ 今日もお越しいただきありがとうございます いつものように解説してくださるのは合同会社GIN代表の中谷さんです

≪中谷氏≫ こんにちは 皆さん 中谷です 今日は非常に重要な技術であるDACCS つまりDirect Air Capture and Carbon Storage について解説していきます

≪インタビュアー≫ その前に少しだけ合同会社GINについてご紹介をお願いします

≪中谷氏≫ 合同会社GINはCO2排出量の計算と可視化支援サービスGXパートナーを運営しており スタートアップ支援や知財事業化、資金調達、M&A、 そして産学連携など幅広い事業を展開しています よろしくお願いします

≪インタビュアー≫ よろしくお願いします それでは本題に入りましょう まずDACCSの概要について教えてください

≪中谷氏≫ 解説用のスライドを用意しておりますのでお願いします はい ありがとうございます DACCSとは大気から直接CO2を分離し貯蔵する技術のことです 大気中のCO2濃度は非常に低いため効率的な回収技術 DAC: Direct Air Captureと呼ばれる技術の開発が課題となっています DACCSは例えば火力発電所の排ガスからCO2を回収する従来のCCS Carbon Capture and Storageとは異なり大気そのものからCO2を取り除く点が特徴です この技術は全世界でどこにでも設置できるため地理的な制約がないのが利点です

≪インタビュアー≫ はい ありがとうございます 具体的に DACの仕組みについてもう少し詳しく教えてください

≪中谷氏≫ はい 次のスライドをお願いします はい ありがとうございます DACは大気中からCO2を回収する技術で設置場所を選ばないという利点があります 火力発電所の近くとかじゃなくていいという意味です 技術的には吸着剤と大気をいかに効率的に接触させるかが重要です 吸着剤にCO2を吸着させ、その後吸着剤からCO2を分離するというプロセスを経ます 具体的には液体溶剤や固体吸着剤を用いて化学的にCO2を分離します 例えば液体溶剤はCO2と化学反応を起こし吸着剤はCO2を物理的に吸着します これにより大気中のCO2を効率的に回収することが可能になります

≪インタビュアー≫ 面白いですね その技術の背景にはどのような研究があるのですか

≪中谷氏≫ 実はDACの技術開発は 1940年代の潜水艦や1950年代の宇宙船での利用までさかのぼります 当時からCO2の回収技術は研究されており近年では地球規模での気候変動対策として 再び注目を浴びています 現在では多くの企業や研究機関がこの技術の開発に取り組んでおり 効率的かつ低コストでCO2を回収するための新しい方法が次々と提案されています 九州大学とかでもやっていますね

≪インタビュアー≫ ありがとうございます 結構古くからあるものなんですね では 実際にDACがどのように実用化されているかも教えてください

≪中谷氏≫ はい 次のスライドお願いします 2021年にアイスランドで初めてDACCSプラントが実用化されました このプラントは年間4000トンのCO2を抽出し地下に注入して鉱物化しています マイクロソフトなどの著名企業から出資を受けていることもあり 技術の信頼性や経済性が証明されています このプラントでは地熱発電所の近くに設置されており 再生可能エネルギーを利用してCO2を回収しています これによりCO2の分離と再利用に係るエネルギーコストを 大幅に削減することが可能になりました

≪インタビュアー≫ ありがとうございます 他の国でも同様のプロジェクトが進行しているんですか

≪中谷氏≫ 日本でも未来社会を見据えた野心的な研究プロジェクトが進行中です 例えば国が支援するムーンショットプロジェクトの一環としてDAC技術の研究が進められています また アメリカやEUでも同様にDAC関連のプロジェクトが推進されており 気候変動対策において重要な役割を果たすと期待されています

≪インタビュアー≫ ありがとうございます 非常に興味深いお話ありがとうございました それでは合同会社GINの提供するサービスについても教えてください

≪中谷氏≫ GINではCO2見える化サービス 「GXパートナー」を提供しており 補助金の支援等も行っています これにより企業の脱炭素化をサポートしています CO2排出量の可視化や削減方法の提案を行い 企業が持続可能なビジネスモデルを構築するお手伝いをしています

≪インタビュアー≫ ありがとうございます それでは最後に視聴者の皆さんに一言お願いいたします

≪中谷氏≫ 皆さん 今日の内容が少しでも役に立ったと感じていただけたら嬉しいです 脱炭素社会の実現に向けて私たちと一緒に取り組んでいきましょう

≪インタビュアー≫ 今日の解説が役立ったと思ったらぜひいいねとチャンネル登録をお願いいたします それでは次回の動画でお会いしましょう はいありがとうございました