▼概要 バーチャルPPAとは?仕組みと企業へのメリットをわかりやすく解説
▼目次
質問内容
①バーチャルPPAとは?00:00
②バーチャルPPAとフィジカルPPAの違いについて01:54
③バーチャルPPAの導入事例を教えて02:41
▼出演者の経歴
大阪大学 理学部物理学科卒、同大学大学院工学研究科 修士課程修了後,エネルギー系の商社(東証プライム市場)で、 省エネ・創エネ提案、新規事業立上、営業企画運営、 営業管理、設計、施工管理を6年間の在職中に実践した。
2015年ビジネスコンサルタントとして、SMCを設立し、多くの企業の脱炭素経営支援を行っている。
九州経済産業局 カーボンニュートラルアクセラレーションプログラム 専門アドバイザー、中小機構カーボンニュートラルアドバイザーを歴任し、脱炭素GXパートナーをサービスとして展開している。
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▼脱炭素GXパートナーとは
脱炭素GXパートナーは、企業のCO2排出量の計算と可視化を支援するサービスです。
このプラットフォームを利用することで、企業は自身の直接排出量(Scope 1)、間接排出量(Scope 2)、およびバリューチェーン全体の排出量(Scope 3)を把握し、分析することができます。
GXパートナーは、CO2削減施策の導入サポートを提供し、企業が脱炭素社会への移行を実現するための全面的なサポートを行います。
詳細については、GXパートナーのウェブサイトをご覧ください。
▼脱炭素GXパートナー
公式HP https://co2-scope.com/#
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▼字幕内容
≪インタビュアー≫
皆さん!こんにちは!
本日は『脱炭素GXチャンネル』にお越しいただきありがとうございます。
今日のテーマは近年注目を集めている「バーチャルPPA」についてです。
これが企業の脱炭素経営にどのように役立つか分かりやすく 解説していきます。
本日も解説いただくのは株式会社GIN代表の中谷さんです。
≪中谷さん≫
本日もよろしくお願いします。
≪インタビュアー≫
では、中谷さん!
まず、少しだけ株式会社GINについて紹介いただけますか。
≪中谷さん≫
はい、もちろんです。 私たち株式会社GINではCO2排出量の可視化を支援し その後の、
削減をサポートする 「GXパートナー」というサービスを運営しています。
その他にもスタートアップ支援、知財の事業化 資金調達、M&A、そして産学連携といった
活動も 行っています。
脱炭素社会の実現を目指して幅広い事業を展開しています。
≪インタビュアー≫
今日のメインテーマは「バーチャルPPA」ですが これは一体どんなものでしょうか?
≪中谷さん≫
「バーチャルPPA」は日本語で「バーチャル電力購入契約」 といいます。
従来の電力購入契約(PPA)と異なりバーチャルPPAでは 環境価値のみを切り離して取引する点が特徴です。
これは、実際に発電事業者から、直接電力を入手するのではなく 再生可能エネルギー由来の環境価値を企業が獲得するための方法です。
≪インタビュアー≫
環境価値....
具体的にはどのようなものなんですか?
≪中谷さん≫
例えば、非FIT非化石証書(再エネ指定)と呼ばれる証書です。
これにより企業は実際の電力を、既存の電力会社から調達しながらも 環境価値を持つ電力を利用していることが認められると いったイメージです。
発電事業者と直接電力と環境価値を一括して取引する方法は フィジカルPPAと呼ばれています。
≪インタビュアー≫
なるほど。もう少し詳しくバーチャルPPAとフィジカルPPAの 違いについて教えていただけますか?
≪中谷さん≫
バーチャルPPAでは実際の電力は発電事業者から直接購入せずに 契約した電力価格との差額を精算する仕組みになっています。
そのため、発電所から遠く離れた企業でも利用でき 送電コストを削減できるのがメリットです。
一方でフィジカルPPAは発電事業者の送電した電力を 直接利用するため再エネの利用を確実にしたい企業に 適しています。
≪インタビュアー≫
なるほど。バーチャルPPAには今、少しメリットも お話し頂きましたけどデメリットも 含めてもう少し教えていただけますか?
≪中谷さん≫
メリットとしては企業が送電コストをかけずに再エネの 環境価値を利用できる点が挙げられます。
デメリットとしては契約した電力価格に対する価格変動リスクがあり 電力市場の価格が上がると支払い額が増加する可能性があります。
商品先物取引の性質があるため会計が複雑です。
≪インタビュアー≫
なるほど。バーチャルPPAを実際に導入している 企業はありますか?
≪中谷さん≫
いくつか例を挙げますと、例えば花王が自社工場で再エネを 活用するために、バーチャルPPAを導入しています。
夜間でも100%再生可能エネルギーを利用できるようにしています。
また、オリックスは余剰電力を利用し顧客に再エネ証書を提供しています
≪インタビュアー≫
ありがとうございます。 本日も詳しい解説をありがとうございました。
最後にGINのサービスについてもう一度ご紹介いただけますか。
≪中谷さん≫
株式会社GINではCO2排出量の見える化と削減をサポートする 『GXパートナー』や
様々な支援などを行っています。
脱炭素の取り組みをしっかり支えるサービスを展開していますので ぜひご活用ください。
≪インタビュアー≫
それでは中谷さん、最後に視聴者に一言 お願いいたします。
≪中谷さん≫
フィジカルPPAに対して、バーチャルPPAは 今後主流になっていくような気がします。
皆さん!脱酸素の取り組みは企業だけでなく社会全体に 貢献するものです!
これからも、一緒に未来を創っていきましょう!
≪インタビュアー≫
本日の解説が役立ったと思ったら ぜひ『いいね!』と『チャンネル登録』を
お願いいたします!
それでは また次回お会いしましょう!