COP29の決定事項とは?結果を詳しく解説【脱炭素GXチャンネル】 - YouTube

▼概要COP29の決定事項とは?結果を詳しく解説 ▼目次質問内容  ①COP29の注目される理由を教えて00:00  ②COP29で合意された途上国向けの資金支援の内容を教えて01:50 …

▼概要 COP29の決定事項とは?結果を詳しく解説

▼目次

質問内容   

①COP29の注目される理由を教えて00:00   

②COP29で合意された途上国向けの資金支援の内容を教えて01:50   

③資金目標の他に決定したことを教えて03:03

▼出演者の経歴

大阪大学 理学部物理学科卒、同大学大学院工学研究科 修士課程修了後 エネルギー系の商社(東証プライム市場)で、省エネ・創エネ提案、新規事業立上、営業企画運営、営業管理、設計、施工管理を6年間の在職中に実践した。

2015年ビジネスコンサルタントとして、SMCを設立し、多くの企業の脱炭素経営支援を行っている。

九州経済産業局 カーボンニュートラルアクセラレーションプログラム 専門アドバイザー、中小機構カーボンニュートラルアドバイザーを歴任し、脱炭素GXパートナーをサービスとして展開している。

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▼脱炭素GXパートナーとは 脱炭素GXパートナーは、企業のCO2排出量の計算と可視化を支援するサービスです。

このプラットフォームを利用することで、企業は自身の直接排出量(Scope 1)、間接排出量(Scope 2)、およびバリューチェーン全体の排出量(Scope 3)を把握し、分析することができます。

GXパートナーは、CO2削減施策の導入サポートを提供し、企業が脱炭素社会への移行を実現するための全面的なサポートを行います。

詳細については、GXパートナーのウェブサイトをご覧ください。

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今日も地球の未来に役立つ情報を楽しくお届けいたします。

≪中谷さん≫

こんにちは!株式会社GINの中谷豪太です。

今日は気候変動対策の最新情報『COP29の決定事項』について 徹底解説していきます。

≪インタビュアー≫

その前に中谷さんの会社、株式会社GINについて教えてください。

≪中谷さん≫

株式会社GINはCO2排出量の可視化を支援する 『GXパートナー』というサービスを提供しています。

またスタートアップ支援、知財事業化、資金調達、M&A 産学連携など幅広い事業で企業の脱炭素化をサポートしています。

≪インタビュアー≫

幅広いですね! 脱炭素社会の実現に向けた重要な活動ですね。

それでは今日のテーマ『COP29の決定事項』について伺っていきます。

まずはCOP29が開催されたんですが、そもそもCOPっていうのは どういうものなんですか?

≪中谷さん≫

COPとは『国連気候変動枠組条約締約国会議』の略称で

Conference of the Partiesといいます。

気候変動問題に関する国際的なルールを話し合う場です。

COP29は第29回目の会合で2024年11月11日から24日まで アゼルバイジャンの首都バクーで開催されました。

≪インタビュアー≫

国際的な会議なんですね。

今回のCOP29は特にどんなところが注目されていたんですか?

≪中谷さん≫

はい。最大の注目ポイントは気候資金です。

≪インタビュアー≫

気候資金! これはどういうものですか?

≪中谷さん≫

気候変動の脆弱な途上国が気候変動対策を進めるために必要 とされる資金です。

パリ協定が採択されたCOP21では国際的にどのように用意し 途上国にいくらを提供するかについてCOP29で合意することが 決められていました。

≪インタビュアー≫

なるほど! その途上国向けの資金支援についてもう少し詳しく教えてください。

≪中谷さん≫

COP29では途上国が気候変動の影響に対応するための資金支援が 大きなテーマでした。

これまで先進国は年間1000億ドルの支援を目標としてきましたが その達成が遅れていました。

≪インタビュアー≫

なるほど! それは途上国にとっては非常に困りますね。

≪中谷さん≫

そうなんです。 2022年にようやく達成されました。

そして今回新たに2035年までに年間3000億ドルに 増加することが合意されました。

この資金は公的資金だけではなく民間資金も含まれます。

≪インタビュアー≫

支援されるお金が増えるのはいいことですがそれは どのように使われるんですか?

≪中谷さん≫

例えば、洪水や干ばつなどの気候変動の被害を防ぐインフラ整備や 再生可能エネルギーの導入などに使われます。

また透明性を確保するためのルール作りも進められています。

≪インタビュアー≫

具体的な使い道が見えると納得感はありますね。

≪中谷さん≫

ただ、途上国の中にも経済成長が進んでいる新興国があります。 これらの国々が『南南支援』という形で自主的に他の途上国に 支援する動きも進められています。

≪インタビュアー≫

それは新しい視点ですね!

でも金額が大きいのでやはり透明性の確保っていうのが 課題になりそうですね。

≪中谷さん≫

その通りです。 資金の使い道を明確にするための、報告制度や適切な分配を 保証する仕組みづくりが今後の重要課題です。

≪インタビュアー≫

他に合意された事項はありますか?

≪中谷さん≫

炭素市場のルールについて合意されました。

炭素市場は温室効果ガス削減を効率的に進めるための仕組みです。

例えば、ある国が再生可能エネルギーのプロジェクトを行い その削減量をクレジットとして他国に販売できます。

≪インタビュアー≫

クレジットというのは削減量を数値化したものなんですね?

≪中谷さん≫

そうです。 この仕組みがうまく機能すれば全体の排出削減目標に貢献できます。

ただし二重計上のリスクなどこれまで運用ルールの細かな点が決められて いませんでした。

≪インタビュアー≫

それがこのCOP29で合意されたんですか?

≪中谷さん≫

具体的には除去クレジットと呼ばれる新しい仕組みのルールも 決まりました。

≪インタビュアー≫

なるほど! その除去クレジットについてもう少し教えてください。

≪中谷さん≫

例えば、森林を再生してCO2を吸収したり DAC(ダイレクトエアキャプチャー)ですね、

という技術で空気中のCO2を直接回収する方法などが対象になります。

≪インタビュアー≫

なるほど! DACとか前に教えていただきましたよね。

これは日本の企業も関心が高いんですよね。

≪中谷さん≫

そうですね。 最近いろいろな企業が投資したりしています。

この除去クレジットは早ければ2025年に市場に出てくると 予測されています。

この仕組みを活用することで企業も積極的に脱炭素化に貢献できます。

≪インタビュアー≫

今日はCOP29について詳しく教えていただきありがとうございました。

最後に視聴者の皆さんに一言お願いいたします。

≪中谷さん≫

☆地球の未来を守るため、私たち一人ひとりができることがあります。 私たちGINも、CO2の見える化と削減策を通じて 皆さんの活動をサポートしていきます☆

ぜひお気軽にご相談ください!

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次回もお楽しみに!