▼概要
NASAが発表した2024年の海面上昇の観測値とその分析を解説します
▼目次
質問内容
①2024年の世界の海面上昇はどれくらい? 00:00
②原因(1)海水の温度上昇による海水の膨張 01:28
③原因(2)氷河・氷床の融解 02:00
▼出演者の経歴
大阪大学 理学部物理学科卒、同大学大学院工学研究科 修士課程修了後 エネルギー系の商社(東証プライム市場)で、省エネ・創エネ提案、新規事業立上、営業企画運営、営業管理、設計、施工管理を6年間の在職中に実践した。
2015年ビジネスコンサルタントとして、SMCを設立し、多くの企業の脱炭素経営支援を行っている。
九州経済産業局 カーボンニュートラルアクセラレーションプログラム 専門アドバイザー、中小機構カーボンニュートラルアドバイザーを歴任し、脱炭素GXパートナーをサービスとして展開している。
Facebook 中谷豪太
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▼脱炭素GXパートナーとは
脱炭素GXパートナーは、企業のCO2排出量の計算と可視化を支援するサービスです。
このプラットフォームを利用することで、企業は自身の直接排出量(Scope 1)、間接排出量(Scope 2)、およびバリューチェーン全体の排出量(Scope 3)を把握し、分析することができます。
GXパートナーは、CO2削減施策の導入サポートを提供し、企業が脱炭素社会への移行を実現するための全面的なサポートを行います。
詳細については、GXパートナーのウェブサイトをご覧ください。
▼脱炭素GXパートナー公式HP https://co2-scope.com/#
#GXとは #中小企業 #脱炭素 #カーボンニュートラル #カーボンクレジット
▼動画内容
今日のテーマは「2024年の海面上昇」についてお話しします。
では、早速「2024年の海面上昇」について教えてください。
≪インタビュアー≫
NASAが発表した最新データによるとこれまでの予測を 上回る上昇が観測されました。
具体的にはどのような数値が発表されたんですか?
≪中谷さん≫
2024年の海面上昇は0.59センチでした。
これは当初予測されていた0.43センチを大きく上回る数値です。
≪インタビュアー≫
0.59センチと聞くとあまり大きくないどちらかというと小さく感じますが
実際にはどのような影響があるんですか?
≪中谷さん≫
これは一年間の変化ですが、長期的に見ると大きな影響を及ぼします。
≪インタビュアー≫
海面が上昇すると具体的にはどのような影響があるんですか?
≪中谷さん≫
大きく3つの影響が考えられます。
「沿岸部の浸水」
例えば太平洋の島国ではすでに土地が、失われつつあります。
「塩害の発生」
地下水が塩水化し農業等への被害が拡大します。
「異常気象の激化」
高潮の発生頻度が増し、被害が拡大する可能性があります。
≪インタビュアー≫
私たちの生活にも深刻な影響を与えそうですよね。
海面が上昇する理由についても教えてください
≪中谷さん≫
主な原因は二つあります。
1つ目は「熱膨張」です。
≪インタビュアー≫
熱膨張とは何ですか?
≪中谷さん≫
温暖化により海水の上昇温度が上昇すると水の体積が膨張します。
この影響が2024年の海面上昇の3分の2を占めています。
≪インタビュアー≫
海水温が上昇することで海面も上昇するんですね?
≪中谷さん≫
そうなんです!
例えば、 海水温が2℃上がると海面は約25センチ上昇すると言われています。
また、北極圏の氷が減ることで太陽光の反射が減少しさらなる温暖化にもつながります。
≪インタビュアー≫
もう一つの原因についても教えてください。
≪中谷さん≫
氷河や氷床の融解です。
特に、グリーンランドや南極の氷床が溶けると、大量の水が 海に流れ込みます。
≪インタビュアー≫
グリーンランドではどれほどの氷が溶けているんですか?
≪中谷さん≫
年間約2000億トンの氷が溶けていると言われています。
≪インタビュアー≫
これは、相当な規模なんですね。
≪中谷さん≫
そうですね! 2000億トンと言われてもちょっと想像がつかない量ですね。
さらに、南極の氷床には地球の淡水の90%が含まれており もし、全て溶けると
海面はなんと!61メートル上昇すると 言われています。
これは三井化学さんの情報です!
≪インタビュアー≫
もし、それが現実になれば世界の沿岸の、都市への影響は 計り知れませんよね。
ここまでの話を聞くと、気候変動の対策これが急務であることが よくわかります。
≪中谷さん≫
その通りです!
しかし、CO2排出量を減らすことで、このような変化を抑えることが できると
考えられています。
≪インタビュアー≫
具体的にはどのような対策があるんですか?
≪中谷さん≫
例えば、私たち株式会社GINが提供している「GXパートナー」は CO2排出量を見える化し、削減に向けたサポートを行うことです。
また、サービスを使い、CO2排出量を抑えることで温暖化の抑止に 寄与します。
可視化をすることで、企業も取り組みやすくなりますよね。
今日は、2024年の海面上昇について詳しく解説していただきました。
中谷さんから視聴者の皆さんへ一言お願いいたします。
海面上昇は、毎年、起こっており、遠い未来の話ではなく 私たちの、暮らしに直結する問題となっています。
一人一人が関心を持ち、できることから取り組んでいきましょう!
私たち株式会社GINは、CO2排出量の可視化支援サービス 「GXパートナー」の運営を
はじめ、スタートアップ支援、知財事業化 資金調達、M&A、産学連携など、幅広い事業を
展開していますので お気軽にお問い合わせください!
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