今更聞けない! GX分野別戦略(重点16分野)について解説します【脱炭素GXチャンネル】 - YouTube
▼概要GX分野別戦略について分かり易く解説します▼目次質問内容 ①分野別投資戦略の概要 00:00 ②重点分野の詳細(1) 01:12 ③重点分野の…
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▼概要
GX分野別戦略について分かり易く解説します
▼目次
質問内容
①分野別投資戦略の概要 00:00
②重点分野の詳細(1) 01:12
③重点分野の詳細(2)
▼出演者の経歴
大阪大学 理学部物理学科卒、同大学大学院工学研究科 修士課程修了後 エネルギー系の商社(東証プライム市場)で、省エネ・創エネ提案、新規事業立上、営業企画運営、営業管理、設計、施工管理を6年間の在職中に実践した。
2015年ビジネスコンサルタントとして、SMCを設立し、多くの企業の脱炭素経営支援を行っている。
九州経済産業局 カーボンニュートラルアクセラレーションプログラム 専門アドバイザー、中小機構カーボンニュートラルアドバイザーを歴任し、脱炭素GXパートナーをサービスとして展開している。
Facebook 中谷豪太
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▼脱炭素GXパートナーとは 脱炭素GXパートナーは、企業のCO2排出量の計算と可視化を支援するサービスです。
このプラットフォームを利用することで、企業は自身の直接排出量（Scope 1）、間接排出量（Scope 2）、およびバリューチェーン全体の排出量（Scope 3）を把握し、分析することができます。
GXパートナーは、CO2削減施策の導入サポートを提供し、企業が脱炭素社会への移行を実現するための全面的なサポートを行います。
詳細については、GXパートナーのウェブサイトをご覧ください。
▼脱炭素GXパートナー公式HP https://co2-scope.com/#
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▼動画内容
今日は2024年12月に改定された『分野別投資戦略』について 本日も株式会社GIN代表の中谷さんに解説してもらいます。
そもそも『分野別投資戦略』って何？という方も多いと思いますので できるだけわかりやすくお伝えしていきます。
まず『分野別投資戦略』ってそもそも何かから教えてください。
≪中谷さん≫
これは、日本政府がGX（グリーントランスフォーメーション）を 加速するために作成した戦略の一つです。
具体的には、企業がGX投資をしやすくするために 投資の方向性を示したものです。
2023年の12月に策定され2024年の12月に改訂されました。
≪インタビュアー≫
なるほど！
政府が長期的な見通しを示してくれることで、企業も安心して 投資しやすくなるわけですね？
≪中谷さん≫
その通りです！
特にGX関連の投資は、大規模になりがちなので 国の後押しがあることで、企業の予見可能性が高まるんです。
≪インタビュアー≫
なるほど！
この戦略では、特に重要とされる16の分野があるんですよね？
≪中谷さん≫
重点16分野は大きく4つのカテゴリーに分かれています。
製造業関連・運輸関連・くらし、資源循環、半導体・エネルギー関連になっています。
まず1つ目の製造業関連は、鉄鋼、化学、紙パルプ、セメントに分かれています。
2つ目の運輸関連は、自動車、蓄電池、航空機、SAF、船舶に 分かれています。
そして3つ目、くらし、資源循環、半導体は、断熱窓や高効率給湯器 資源リサイクル、半導体に分かれています。
またエネルギー関連では、水素、次世代再エネ、、原子力、CCS というふうに、それぞれの分野で具体的な施策が進められています。
≪インタビュアー≫
それぞれの分野についてもう少し詳しく教えていただけますか？
製造業関連は、例えば、鉄鋼、化学、紙パルプ、セメントといった 業界が国内CO2排出量の約40%を占める製造業の中でも排出量が多い 業界です。
そのため、これらの産業の製造プロセスを脱炭素化するための 設備投資が支援されます。
例えば鉄鋼業では高炉から水素を利用した製鉄技術への移行が進められています。
科学業界では、化学コンビナートの燃料転換や低炭素化学品の 供給拡大などがあります。
紙パルプ業界ではバイオマスボイラ用の素材生産が推進され セメント業界ではCO2を再利用した、新しいセメントの 製造拡大が進められています。
≪インタビュアー≫
どれも産業全体に大きな影響を与えそうですね。
≪中谷さん≫
そうですね。
運輸関連は国内でCO2排出量の約20％を占めます。
特に自動車関係は、その9割を占めており電動車の普及や蓄電池の 生産設備支援などが行われています。
例えば、EV（電気自動車）だけでなく全固体電池などの次世代電池の 開発も支援されています。
また、航空機向けのSAFこれは 「Sustainable Aviation Fuel（持続可能な航空燃料）」 について使用率の向上と国内生産拡大が重要視されています。
船舶分野ではアンモニア燃料といったゼロエミッション船の普及が 進められています。
これは商船三井やあるいは、日本郵船等の船舶を使う業界でも 使われていますね。
くらしの分野では、家庭のCO2削減のために断熱窓や高効率給湯器の 導入が支援されます。
また資源循環では、アルミなどの再生材の利用拡大、半導体分野では 省エネに貢献するパワー半導体の、製造基盤整備等の、投資が支援されます。
特に半導体はGXにとって重要な技術であり、AI半導体等の 次世代技術の研究開発が進められています。
エネルギー関連では、水素、、次世代再エネ、、原子力、 CCS 「Carbon dioxide Capture and Storage」、CO2の回収＆貯留 と日本語では訳されています。
水素は、アンモニアや合成燃料などの供給体制整備、次世代再エネでは 浮体式洋上風力や、次世代型地熱の実用化、原子力は、原子力は次世代革新炉の開発、CCSは2030年までの、商用化が目指されています。
CCSは以前苫小牧の実証実験をご紹介しました。
GXの未来を支える技術がどんどん実用されていくと 良いですよね。
今日は政府の『分野別投資戦略』について学びました。
最後に中谷さんから視聴者の皆さんに一言お願いします。
分野別に関しては、これからまた詳しく説明していきたいと思っています.
GXは国や企業だけでなく私たち一人ひとりの行動も重要です。
株式会社GINではGXパートナーを通じてCO2の見える化や 削減対策支援も行っておりますのでぜひ活用してください。
また、当社では、スタートアップ支援、知財事業化、資金調達 M＆A、産学連携などGXに関する幅広い事業も展開しています。
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