▼概要
24年世界電源構成(再生可能エネが過去最高の32%)を解説します
▼目次
質問内容
①世界の電源構成について教えて00:00
②太陽光発電の急速な拡大の要因は?01:47
③化石燃料発電の増加については? 02:43
▼出演者の経歴
大阪大学 理学部物理学科卒、同大学大学院工学研究科 修士課程修了後 エネルギー系の商社(東証プライム市場)で、省エネ・創エネ提案、新規事業立上、営業企画運営、営業管理、設計、施工管理を6年間の在職中に実践した。
2015年ビジネスコンサルタントとして、SMCを設立し、多くの企業の脱炭素経営支援を行っている。
九州経済産業局 カーボンニュートラルアクセラレーションプログラム 専門アドバイザー、中小機構カーボンニュートラルアドバイザーを歴任し、脱炭素GXパートナーをサービスとして展開している。
Facebook 中谷豪太
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▼脱炭素GXパートナーとは
脱炭素GXパートナーは、企業のCO2排出量の計算と可視化を支援するサービスです。
このプラットフォームを利用することで、企業は自身の直接排出量(Scope 1)、間接排出量(Scope 2)、およびバリューチェーン全体の排出量(Scope 3)を把握し、分析することができます。
GXパートナーは、CO2削減施策の導入サポートを提供し、企業が脱炭素社会への移行を実現するための全面的なサポートを行います。
詳細については、GXパートナーのウェブサイトをご覧ください。
▼脱炭素GXパートナー公式HP https://co2-scope.com/#
#GXとは #中小企業 #脱炭素 #カーボンニュートラル #カーボンクレジット
▼動画内容
『脱炭素GXチャンネル』へようこそ!
このチャンネルではGX(グリーントランスフォーメーション)をテーマに 脱炭素社会の実現に向けた最新のトピックをわかりやすく解説 しています。
今回は「2024年の世界の電源構成」についてですね。 なぜこのテーマが注目されているの?から教えてください。
≪中谷さん≫
エネルギーの構成は、脱炭素社会を目指す上で最も根本的な課題の 一つです。
特に2024年は再生可能エネルギーの比率が過去最高を更新するなど エネルギー転換が一段と進んだ年となりました。
その一方で、電力需要の急増や化石燃料、発電の動向など 課題も浮き彫りになった年でした。
≪インタビュアー≫
なるほど! では、まず、2024年の、世界全体の電源構成の 概要を教えてください。
≪中谷さん≫
2024年の世界の電力のうち、再生可能エネルギーは32%を占め 前年の30%上回って過去最高を記録しました。
また、原子力を含めた、低炭素電力全体で見ると 全発電量の約40%を超えています。
これは大きな転換点とも言える数字です。
≪インタビュアー≫
なるほど~ 省エネと原子力を合わせて4割以上というのは世界全体で見ると かなり前進している印象ですね。
≪中谷さん≫
そうですね。
そして、今後の世界の電力は、2つの「メガトレンド」によって 大きく変化すると言われています。
1つは太陽光発電の急速な成長、もう1つは電気自動車(EV)や AI・データセンターなどの普及による、電力需要の増加です。
≪インタビュアー≫
電力需要が、どんどん増えていく一方で、供給側も、再エネが 急成長しているということですね。
≪中谷さん≫
はい。特に太陽光発電は過去3年間で導入量が倍増し3年連続で 世界の新規発電容量の、中で最大の割合を占めています。
しかも、2024年に設置された太陽光発電のうち 53%が中国というのも非常に注目されている点です。
≪インタビュアー≫
中国が牽引しているということなんですね?
≪中谷さん≫
中国は2024年の、電力需要増加のうち、実は81%を再エネの 拡大で賄っています。 これは、グローバルなGXの中でも非常に大きな動きです。
≪インタビュアー≫
これは確かに「エネルギーの大転換」が 現実のものとして進んでいる印象を受けますね。
≪中谷さん≫
そして、今後は、太陽光発電と蓄電池を組み合わせた形 での電源構成がより一層重要になります。
蓄電池技術の進展が再エネの主力化を加速させる鍵になりますね。
≪インタビュアー≫
なるほど! でも、これだけ、太陽光発電が伸びていても、まだまだ 電力が足りないっていう話もありますよね?
≪中谷さん≫
実際、2024年時点で、太陽光発電が占める割合は世界全体の供給量のうち まだ7%弱にすぎません。
つまり、これから伸びる余地が非常に大きいということなんです。
≪インタビュアー≫
7%しかないのに、すでに、最大の成長分野って 逆にすごい話ですね。
≪中谷さん≫
今後、世界的に電力需要は年間、4%超えるペースで 増えると見込まれていますが、再エネの成長が このペースに追いつけるかどうかが鍵となります。
≪インタビュアー≫
ここまでのトレンドなら「追いつけるかも」と期待ができる 段階にはなってきていると思ってもいいですか?
≪中谷さん≫
特に中国やインドなどの新興国がクリーン電力、拡大へと 舵を切っており、全体としてはポジティブな方向に向かっていると 見て良いと思います。
≪インタビュアー≫
2024年は、化石燃料による発電量も微増したと いう話がありましたよね?
≪中谷さん≫
そうですね。 特に2024年は、世界的に猛暑が、続いた影響で 冷房の使用が急増しました。
その結果、電力需要全体が、前年比で4.0%増加し化石燃料発電も 1.4%増えました。
≪インタビュアー≫
暑さで、冷房が増えた結果、火力発電も、少し増えた ということですかね?
≪中谷さん≫
CO2排出量も過去最大の、146億トンに達しました。 とはいえ、これは一時的な要因による増加であり中長期的には 再エネの成長で吸収可能とされています。
≪インタビュアー≫
なるほど! 中期的なGXの流れが、まだしっかり続いていると いうことですね。
今回の話をまとめると世界全体で、再エネが確実に広がっていて 特に太陽光発電が鍵!
そして同時に電力需要も急増しているので、再エネのスピードが 問われているということですかね?
≪中谷さん≫
まさに「時間との勝負」です。 だからこそ、企業や自治体がGXにどう取り組むかが重要になってきます。
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